ブリキの板を頼りに

それから2018年の初夏。

美空が夏休みに入るので、気になっていた被爆ポンプの事を一緒に調べようと、ブリキの板に書かれた名前を頼りに永原富明さんの名前をインターネットで調べてみました。

永原さんはピースボランティアをされていることが分かり、平和記念資料館へ問い合わせてみたところ、すぐに担当の方から折り返し丁寧なお返事をいただき、永原さんを紹介してもらうことができました。


そして永原さんに直接電話でお話を聞かせていただくことができました。

電話をする前はとても緊張していたのですが、永原さんはとても優しく親切に被爆ポンプの事や戦後の広島の事を教えて下さいました。

その後も、美空と二人で被爆体験伝承者として活躍されておられる永原さんのお話を平和記念資料館へ聞きに行ったり、永原さんに資料館や平和記念公園を案内していただいたり、色々たくさんの大切な事を教えてもらいました。

このかけがえのないご縁をずっと大切にしていきたいです。