2019年8月6日…
夕方のテレビ派で先日に取材していただいた被爆ポンプさんの事が放送されると聞いていたので、家族でテレビの前に集まりました。
この日のテレビ派は、広島と長崎が中継で繋がっていて、広島のスタジオには池上彰さんがいらっしゃいました。
馬場さんが画面に映ると「馬場さんだね、お家に来てくれたね」と嬉しくなりました。
被爆ポンプの特集は、永原さんがポンプさんを守られてきたお話、被爆直後の広島駅前のお話、そして永原さんと出会った美空が絵本を作ったお話でした。
テレビ画面のポンプさんの映像も、音楽も、全体的に優しい感じでした。
でも、やっぱりポンプさんが撤去されそうになっていたお話は何度聞いても切なくなります。
一人でポンプを守るために奔走された永原さん。一度は再開発のために撤去するという選択を移転・保存へと変更して下さった南区や、保存活動に関わってこられた方々に本当に感謝します。
壊してしまったら、もう元に戻すことはできません。
永原さんはポンプさんの事を「ものを言わぬ証言者」といいます。
被爆建造物は、決して忘れてはならない事の証拠を残した証言者。
未来のためにも、皆で残していけたら良いなと、この日のテレビ派を見てあらためて思いました。
あと、池上彰さんにポンプさんの絵本を知ってもらえてとても嬉しかったです。
この放送の後に、番組を見た小学校の保護者さんや地域の方に、「絵本をぜひ読みたい。」「この絵本が欲しいな。」と言っていただけた事と、この取材の時に美空が「もっと周りの人にポンプさんの事を知ってもらいたい。海外の人にも見てもらいたい」と言っていたことがきっかけで、のちに私たちにとって大きな計画を立てることになりました。
そんな意味でもこの番組の取材は、中国新聞さんの記事と共に私たちに大きく進む力を与えてくれました。
本当にありがとうございます。
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