絵本『ひばくポンプ』をこどもたちに

プロジェクトページに絵を描いている美空
プロジェクトページに絵を描いている美空

たくさん迷ったのですが、この夏、何とクラウドファンディングに挑戦することになりました。

目標は

絵本『ひばくポンプ』を小学校に贈ることです。


今は準備中なのですが、チェックが通ったらもうすぐ公開となります。

FAAVOという地域密着型のクラウドファンディングサイトです。

私達にとっては大それた計画なのですが、成り行きはというと、

被爆ポンプを中国新聞さんや広島テレビさんで取り上げていただいてから、「被爆ポンプを見に行きました」とのお声をいただくようになりました。

それと一緒に「『ひばくポンプ』を読んでみたい。どこに行けば読めますか?」と聞かれるようになりました。とても嬉しいのですが、現在手作りの1冊とコピーの本数冊のみで、すぐに手に取っていただく事は難しく、でもせっかくの機会なのでコピーした本を増やそうかと考えていました。


そんな中、昨年の広島テレビさんのテレビ派の取材の中で美空が「絵本をたくさんの人に読んでもらいたい。英訳して海外の方にも読んでもらいたい。」と言っていた言葉が私の中にずっと残っていました。

「実現してあげたいけれど、どうしたら良いのだろう。」

私が言うのは親バカみたいだけど『ひばくポンプ』はたくさんの人に読んでもらいたい素敵な絵本です。

絵も文も4年生の小学生が作ったそのものだけど、ポンプさんの目線で語られる文も、余白が多くて、ポンプさんがスリムだったり太っちょだったりする可愛い絵も、素直で素朴だからこそシンプルに平和を願う気持ちが心にすんなりと入ってきます。


この絵本をたくさんの人の手に取っていただきたい。

周りの人達に相談したら「クラウドファンディングはどう?」と勧めていただきました。


でも自分の身近な方々に差し上げる絵本を製本するだけならクラウドファンディングではなく自費で必要な数だけ製本すれば良いしなぁ。

せっかくならご賛同していただける方々と一緒に何か素敵な事がしたいよね!そう話し合ってこのようなプロジェクトになりました。


ひばくポンプと同じ、被爆建造物が多く残る広島市内の公立小学校142校へ絵本『ひばくポンプ』を贈るプロジェクトです。


とてもドキドキしています。

まだまだ始まる前のプロジェクトですが、どうぞ見守ってやってください。よろしくお願いしますm(__)m